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執筆者の写真国際教養教育交流協会 NPO法人

子ども食堂『グローバルっ子の食堂』開設に至る経緯

 少子高齢化が加速的に進展する日本において、近い将来、日本人のみでは自国の経済を

維持することが困難な状況が到来することは明白です。次代の日本を支える子どもたちが

社会で活躍する時に、中国、韓国、ベトナム、マレーシア、シンガポールなど様々な国籍

の同僚と協働して成果を挙げることが求められます。日本人同士でしたら多くを語らずと

も阿吽の呼吸で通じ合えます。しかしながら、多国籍の同僚とは、生活習慣などの文化的

な背景も異なりますので、言葉としてはっきりとメッセージを発信しなければ、コミュニ

ケーションをとることが出来ず、求められる成果を挙げることは不可能です。

 


 私ども特定非営利活動法人 国際教養教育交流協会の活動は、多文化共生理解促進、在

住外国人の社会参加・就労促進及び地域コミュニティ支援事業をメインに据えております

 この度、地域コミュニティ支援事業の一環として、2023年10月24日(火)から高砂市米田町古新の古民家にて、『グローバルっ子食堂』と銘打ち、子ども食堂を開設する運びと

なりました。


 『グローバルっ子食堂』は、10月24日(火)から、毎週火曜日と木曜日の15時から17時30分まで、5歳児から15歳までの子どもたちを対象に、1食300円で栄養バランスのとれたお食事を提供いたします。保護者の方で、お子様とご一緒にお食事を希望される場合は

、1食500円にてご用意できます。

 私どもの子ども食堂の特徴は、『グローバルっ子の食堂』という名称のとおり、グロー

バルなお料理を提供し、それぞれのお料理の由来などをお伝えします。それに加えて、子

どもたちが、社会で活躍する時に、中国、韓国、ベトナム、マレーシア、シンガポールな

ど様々な国籍の同僚と協働して成果を挙げることができるよう、英語・中国語・フランス

語等の語学交流通じて、幼少期から異文化理解を深めると共にグローバルな視野を拡大し

ていただくことを通じて、グローバル社会で活躍できる素養を育んでもらいます。

 さらに、私どもの『グローバルっ子の食堂』では、食育という観点から、食事準備から

後片付けまで子どもたちにも参加してもらって、こどもたちの自主性を育むよう配慮しま

す。また、お料理に関心を持つ家庭におきましては、料理教室で親子参加・体験できるよ

うなイベントも併せて計画します。

 この度、『グローバルっ子食堂』の開設にあたり、兵庫県 福祉部 地域福祉課からは

、「子ども食堂」応援プロジェクトの助成金を交付していただきました。さらに、高砂市 

健康こども部 子育て支援室 子育て支援課及び社会福祉法人 高砂市社会福祉協議会か

らは、運営補助金を交付していただきました。また、神戸市に本社並びに工場を置く、本

年で創業100周年を迎えるエム・シーシー食品株式会社からは、オープニングメニューと

して、2種類のパスタソースとミネストローネスープをご提供いただきました。

 さらに、みなと銀行高砂支店、神戸華僑総会及びニテンス株式会社の関係者の皆様方か

らも温かいご支援を頂いており、心より感謝申し上げます。

 なお、初日の10月24日(火)は、お食事に先立ち、16時よりオープニングセレモニーを開催いたしました。当日は、特別ゲストとして、理事長の小畑がジャパンコーディネータ

ーを務めております米国の名門州立大学であるミシシッピ大学から、ホィットニー・サー

バー、米国州立ミシシッピ大学、英語集中プログラムシニア・ディレクター/講師とブレ

ア・マッケロイ、米国州立ミシシッピ大学、シニア国際交流担当オフィサー/留学担当デ

ィレクターのお二人をお迎えして、お祝いのメッセージをいただきました。

 

 以上のように、私どもの『グローバルっ子の食堂』は、従来の子ども食堂にグローバル

な付加価値をご提供させていただきます。是非、私どもの『グローバルっ子食堂』にお越

しいただき、グローバルなお食事とイベントを体験いただき、お子様が将来グローバル人

材として、グローバル社会で活躍して頂ければ、望外の喜びです。

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